No.005
編集部ひとこと
プールの中を自分で泳いで掃除するロボット。ホースも電源コードも要らず、投げ込むだけでキャタピラを回して底を走り、そのまま壁を垂直近くまで登って水面際のラインまで磨く。加速度と慣性のセンサーで自分の向きを把握し、床は往復、壁は N 字を描いて塗り残しを減らす。満充電で最大 3 時間動き、150 m² ほどのプールに対応する。Wi-Fi でアプリと繋がり、48 時間ごとに自動で 45 分だけ掃除するモードもある。終わったら付属のフックで引き上げる。日本の家庭にプールは稀だが、屋外ロボットが水中まで来た例として置いた。
横断比較での位置づけ
屋外・作業枠で唯一の水中機。芝刈りや除雪が地面を相手にするのに対し、こちらは水の中で浮力と向きを制御しながら壁まで登る。日本では正規流通が無く、実質的に海外向けの製品。
スペック
| 作業範囲 | 最大 1600 sq.ft.(約150 m²)・プール全長 最大 50 ft(15 m)まで対応(地上/地下プール、コンクリート・FRP・ビニール・タイル材質に対応) |
|---|---|
| 稼働時間 | 満充電で最大180分(連続清掃・2026年アップグレード版)。エコモードは45分間の清掃を48時間ごとに自動実施 |
| ナビゲーション | WavePath™ Navigation 2.0(加速度センサー・慣性センサー+アルゴリズムで自律走行。床は系統的パターン、壁はN字パターンで走行し清掃漏れを削減) |
| 通信 | Wi-Fi 2.4GHz(Aiperアプリでモード選択・スケジュール設定・稼働履歴確認・OTAファームウェア更新) |
| 清掃範囲 | 床・壁・水面際・浅瀬の4ゾーンを自動清掃。壁面は90°±15°まで登坂して壁一面を清掃し、浅瀬は12インチ(約30cm)の水深まで対応 |
| 回収方法 | 本体付属の回収フック(Retrieval Hook)を使った手動回収(棒等で引き上げる) |
| 重量 | 約 7.5 kg |
写真・動画







関連モデル
ステータス履歴
- 2024年1月発表済み・時期未定CES 2024(1 月 8 日)で Scuba シリーズとして発表。CES イノベーションアワードを受賞
- 2024年1月発売中1 月下旬に米国で発売(699.99 ドル)。以後ハードウェアの改訂が重ねられている
データ注記
- 日本に正規代理店が無く、公式サイトの日本向けページも米国版に転送される。Amazon・Yahoo! で見つかるのは交換パーツだけで、本体の出品は確認できなかった。買うには海外の公式ストアから直送させる形になる
- 同じシリーズの上位機 Scuba S1 Pro は Amazon.co.jp に出品があり、日本での入手性はそちらの方が高い
- 本機は掃除を終えても自分で水面に浮上しない。付属のフックで引き上げる。自動浮上は上位機と別売の水中通信ブイの組み合わせでのみ使える
- ハードウェアは 3 世代ある(2024 年版は Wi-Fi 非搭載で固定 2 時間、2025 年版で Wi-Fi とアプリに対応して 150 分、2026 年版で 180 分と OTA 更新に対応)。収録したスペックは公式ページが載せている 2026 年版のもの
- 重量は公式ページに記載が無く、米国小売の比較表の値を採った
- 本体寸法は確度の高い値を確認できなかった。上位機の数値が混ざったとみられる出品情報しか見つかっていない
- 防水防塵の等級表記は無い。水中で動く製品のため等級を掲げていないとみられる
出典
- https://aiper.com/us/aiper-scuba-series/aiper-scuba-s1
- https://aiper.store/us/products/aiper-scuba-s1-cordless-robotic-pool-cleaner
- https://www.prnewswire.com/news-releases/hate-cleaning-your-pool-aiper-launches-new-collection-of-cordless-pool-cleaning-robots-to-do-it-for-you-302028624.html
- https://aiper.com/blogs/troubleshooting/s1-2024-2025-2026-upgrade/



