No.064
編集部ひとこと
日立が 2025 年 9 月に発表し、10 月 31 日に発売した白くまくんの最上位シリーズ。2026 年モデルの新機能「LAB制御」は、住宅の断熱性能・外気温・室内の状況から節電できる場面を判断し、室温が安定したところで運転を低出力へ落とす(暖房時の積算消費電力量を実測条件で約 12% 削減)。人感・日射センサーを使う「eco運転」も持つ。無線 LAN は本体内蔵で、白くまくんアプリから遠隔操作や切り忘れ通知、電気代の比較ができる。旧世代の売りだった人検知カメラ「くらしカメラAI」は本機では非搭載。畳数別に 10 機種あり、代表型番 RAS-XR4026D(主に 14 畳用)で APF 7.1、実勢 25 万円前後。
横断比較での位置づけ
エアコンとしてはダイキン うるさら X に続く 2 台目。うるさら X が壁の輻射熱まで見て快適さを詰めるのに対し、こちらは断熱性能を読んで消費電力を削る方向に寄せた。かつて載っていた人検知カメラを外している点も含め、AI 家電の機能が必ずしも増え続けるわけではないことが見える 1 台。
スペック
| 本体サイズ | 室内機 幅798 × 奥行385 × 高さ295mm(全機種共通)/室外機(RAC-XR4026D)幅799(+97)× 奥行299(+68)× 高さ629mm |
|---|---|
| 重量 | 室内機 16.5kg/室外機 39kg(RAS-XR4026D) |
| センサー | 人感センサー/日射センサー(「eco運転」で活動量と日差しの変化を検知) |
| AI 機能 | 新機能「LAB制御」が住宅の断熱性能・外気温度・室内の状況から節電効果を判断し、室温が安定したときに運転を低出力へ自動で切り替える(暖房時の積算消費電力量を実測条件で約12%削減)。「eco運転」は人感・日射センサーで活動量と日差しの変化を検知して空調を自動調整する |
| 通信 | 無線LAN内蔵(白くまくんアプリ接続用。D・Eシリーズはアダプターが別売だがXシリーズは本体内蔵) |
| アプリ | 白くまくんアプリ(iOS / Android)。外出先からの遠隔操作、位置情報に基づく「切り忘れ通知」「お帰り通知」、消費電力・電気代の週/月/年比較、コンシェルジュ通知。スマートスピーカーは Amazon Alexa に対応 |
| 適用畳数 | 主に14畳用(冷房能力 4.0kW/暖房能力 5.0kW、RAS-XR4026D) |
| 消費電力 | 冷房 880W(155〜1,800W)/暖房 920W(135〜3,900W)(RAS-XR4026D 定格) |
| 通年エネルギー消費効率 | APF 7.1(RAS-XR4026D) |
写真・動画
関連モデル
タグ・エコシステム
ステータス履歴
- 2025年9月25日発表済み・時期未定日立が 2026 年モデルの白くまくんを発表
- 2025年10月31日発売中国内発売。2026-09-05 時点で次年度モデルの発表は確認されず現行最上位
データ注記
- 本シリーズは畳数ごとに 10 機種へ分かれる。spec は中位の代表型番 RAS-XR4026D(主に 14 畳用)を基準にした値で、他の畳数では本体サイズを除く数値が変わる
- 旧世代の売りだった人検知カメラ「くらしカメラAI」は本機に載っていない。2021 年 9 月発表の 2022 年モデル(RAS-X40M2)が初出だが、2025 年モデル・2026 年モデルのプレスリリースにも機能一覧にも登場せず、少なくとも直近 2 世代は非搭載。搭載を終えた正確な年度は特定できていない
- 公式資料は「AI」という語を使っていない。収録要件は、人感・日射センサーと外気温・断熱性能を使う自動制御(LAB制御・eco運転)を、無線LAN内蔵と白くまくんアプリの連携とあわせて公式が明示している点で満たすと判断した
- 「XJシリーズ」(RAS-XJ4026D)という表記が公式ページの画像パスや一部通販サイトに現れる。量販店側は本機と同等品としているが、日立公式による説明は見つけられなかった
- 畳数の目安(JIS の新旧基準による 2 値のレンジ)は公式ページに画像でのみ掲載されており、テキストとしては「主に14畳用」しか取得できなかった
- Google Assistant 向けの音声操作は 2023-06-13 の Google 側の仕様変更で終了しており、現在は非対応
- Amazon.co.jp に本体の商品ページは無く、アフィリエイトリンクは公式と楽天のみ。第三者の実機レビュー動画も採用基準を満たすものが見つからなかった



