編集部ひとこと
産総研の柴田崇徳氏が開発し、2005 年から知能システムが売るアザラシ型のセラピーロボット。全身の触覚とひげ、光・音・温度のセンサーで反応し、名前を覚えて鳴き声とまぶた・首・前肢の動きで応える。動物を入れられない病院や介護施設で使う「アニマルセラピーの代替」として設計され、米国ではメディケアの保険適用、認知症ケアでの実績が 20 年続く。42 万円台と高価だが、国内約 3,000 体の半数は個人購入。世界で最もセラピー効果が研究されたロボットで、コンパニオンの原点として収録する。
横断比較での位置づけ
コンパニオン枠で最古参の現行機。LOVOT や Moflin が「愛着」を売るのに対し、PARO は医療・福祉の効果で選ばれる。価格は LOVOT に次ぐ高さ。
スペック
| 本体サイズ | 体長 約57cm |
|---|---|
| 重量 | 約2.55kg |
| 稼働時間 | 約5〜8時間(満充電時のバッテリー駆動時間) |
| 会話機能 | 非対応(発話・LLM会話なし。音声認識で新しい名前を学習し、鳴き声と身体反応で感情表現) |
| 自律移動 | 非対応(本体は歩行・移動せず、まぶた・首・前後肢の可動で反応表現) |
| 月額費用 | なし(買い切り。3年保証・保守込みのメンテナンスパック付プランは495,000円の一括払い) |
| 医療機器認証 | 米国: メディケアがバイオフィードバック・セラピーとして非薬物療法に保険適用(2018年〜)。欧州: 医療機器対応版を開発しポーランドの医療機関等で活用実績あり |
| 毛皮 | 白色・金色・チャコールグレー・薄ピンクの4色(制菌糸〈銀イオン練り込み〉使用) |
| 充電方式 | 付属 AC アダプターで充電(コネクタは誤飲防止のおしゃぶり型) |
| センサー | 触覚センサー(全身)/ ひげセンサー / 光センサー / マイク(音声認識・音源方向)/ 温度センサー / 姿勢センサー |
写真・動画
ステータス履歴
- 2004年9月17日発表済み・時期未定産総研が商品化と知能システム設立を発表
- 2004年9月20日法人導入のみ高齢者福祉施設向けリース販売を開始
- 2005年3月1日発売中一般個人向けの受付開始(限定 200 体)
データ注記
- 現行モデルの世代番号は公式に明記が無い。直近の型番変更は 2013 年の MCR900 型
- おしゃぶり型の充電コネクタは 2004 年の第 8 世代資料に基づき、現行での明記は未確認
- 通信機能・対象年齢は公式に記載が無い。ネットワーク非搭載の単体完結型とみられる
- 知能システムの公式 YouTube チャンネルは無く、動画は報道・代理店・施設の第三者撮影のみ
- 楽天リンクは第三者ショップ。ASP プログラムは確認できず










