No.220
編集部ひとこと
ugo 株式会社が 2026 年 9 月に発表した、車輪で動く双腕のセミヒューマノイド。脚の代わりにメカナム車輪 4 輪で全方向に動き、腰のリフターで高さを 1,260〜1,620mm の間で変える。両腕は各 7 自由度で、片腕 4kg・双腕 10kg まで持てる。頭のステレオカメラと手先の 2 台のカメラで周りを捉え、NVIDIA Jetson Thor の上で動く AI モデルが首・腰を含む全身の動きをまとめて制御する。工場での部品の取りそろえや工程間の搬送、ネジ締めなどの組み立てを狙う法人向けの機体で、国内で設計・製造し、2027 年に量産を始める予定。価格と提供形態はまだ公表されていない。
横断比較での位置づけ
ヒューマノイド枠の国産の業務用機。二足歩行の Kepler Forerunner K2 が約 8 時間の稼働で工場の現場を狙うのに対し、ugo Nova は脚を車輪に置き換えて上半身の作業に絞った。重さ約 100kg は産総研の HRP-5P(101kg)とほぼ同じだが、こちらは研究機ではなく量産を前提にしている。
スペック
| 身長 | 1260〜1620 mm(折りたたみ時〜最大延伸時・リフター昇降ストローク 350 mm/幅 560 × 奥行 650 mm) |
|---|---|
| 重量 | 約 100 kg |
| 自由度 | 全身 22 DoF(頭部 2・両腕 各 7+ハンド 1 軸 2 指・腰部 4・メカナム車輪 4) |
| 可搬重量 | 片腕 最大 4 kg/双腕 最大 10 kg(所定の作業領域での双腕) |
| 稼働時間 | 最大 約 6 時間(連続稼働・充電 約 2.5 時間) |
| バッテリー | LiFePO4 50.6 V・22 Ah |
| センサー | ステレオカメラ × 1(頭部)/RGB カメラ × 2(ハンド) |
| 演算ユニット | NVIDIA Jetson Thor |
| 移動速度 | 約 0.4〜3.6 km/h(メカナム 4 輪で全方向移動・登坂 約 5 度・段差乗り越え 約 1 cm) |
写真・動画
ステータス履歴
- 2026年9月16日発表済み・時期未定ugo 株式会社が発表。国内設計・国内製造で、2027 年に量産開始の予定
データ注記
- 価格と提供形態(販売か RaaS か)は公表されていない(2026-10-07 時点)。製品ページは法人向けの資料請求・デモ依頼の受付のみ
- 開発者向け SDK の有無は公式に記載が無い
- ugo Pro など同社の既存機との世代関係は公式に明記が無いため、関連モデルに入れていない



