No.089
編集部ひとこと
LG が CES 2026 で実演した家庭用ロボット。上半身は人型で、7 自由度の腕 2 本と、指を 1 本ずつ動かせる 5 指の手を持ち、下半身は車輪で移動する。頭部にチップセット・ディスプレイ・カメラ・スピーカーをまとめ、音声で話し、表情を画面に出す。中核は、画像や映像を言葉で理解する VLM と、見聞きしたことを動作に変える VLA で、数万時間分の家事データで学習したという。発表資料では洗濯物をたたみ、オーブンや食洗機を扱う姿を見せている。車輪の自律走行には、先に発表した Q9 とロボット掃除機の技術を使う。発売日と価格は未発表。
横断比較での位置づけ
ヒューマノイド枠で、家電メーカーが家事をさせる前提で作った機体。腕のない Q9 が「話し相手にはなるが何もしてくれない」と評価され、設計をやり直した結果にあたる。二足ではなく車輪で動く点が 1X NEO や Figure 03 と違い、ThinQ の家電と連携する前提も家電メーカーならでは。
スペック
| 自由度 | 各腕 7 DoF(人間の腕に相当。5 指ハンドは各指独立駆動) |
|---|---|
| センサー | カメラ(複数)/ 各種センサー / スピーカー / ディスプレイ(いずれも頭部に搭載) |
| 自律移動 | 対応(車輪ベースで自律航走。ロボット掃除機と LG Q9 で培った自律走行技術を利用) |
| AI機能 | Physical AI(VLM: 画像・映像を言語ベースの理解に変換 / VLA: 視覚・音声入力を物理動作に変換。数万時間の家事タスクデータで学習) |
写真・動画
関連モデル
タグ・エコシステム
ステータス履歴
- 2025年12月25日発表済み・時期未定LG が CES 2026 でホームロボットを初披露すると発表。2026-01-04 に詳細を公表し、CES 2026(2026-01-06〜09)で実機を実演した
データ注記
- 発売日・価格はグローバル・日本とも公式発表がない。日本での展示・発売計画も LGエレクトロニクス・ジャパンのリリースに記載がない
- 身長・重量・稼働時間・バッテリー容量・可搬重量は公式に数値がない。自由度は各腕 7 の記載のみ
- AI ホームプラットフォーム ThinQ・ThinQ ON との連携は公式に明記されているが、図鑑の連携先の分類に ThinQ が無いため spec 外とした
- 量産・市販を LG が明言したわけではなく、家庭用ロボットの開発を続けるという段階。公式に「コンセプトモデル」とは位置づけていないため announced とした
出典
- https://www.lg.com/global/newsroom/news/home-appliance-solution/lg-electronics-presents-lg-cloid-home-robot-to-demonstrate-zero-labor-home-at-ces-2026/
- https://www.lg.com/global/newsroom/news/home-appliance-solution/lg-to-unveil-home-robot-at-ces-2026-sharing-vision-for-the-zer0/
- https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000455.000023289.html





