No.081
編集部ひとこと
iRobot が 2002 年 9 月 18 日に米国で発売した、家庭用ロボット掃除機の元祖。希望小売価格 199.95 ドル。直径 340mm・高さ 91mm・2.67kg の円盤で、地図を作らずランダムに走り、渦巻き状の走行と壁沿い走行を切り替えて部屋を埋めていく。バンパーで衝突を、センサーで段差を検知し、バーチャルウォールで入ってほしくない場所を仕切った。MIT のロボット研究者が 1990 年に興し軍事・宇宙ロボットを手がけてきた会社が家庭用として出した最初の製品で、ここからロボット掃除機という商品分野が始まった。
横断比較での位置づけ
歴史枠の 2 台目で、ロボット掃除機カテゴリの起点。マッピングも自動ゴミ収集も無い初代と、現行の Roomba Max 775 Combo を並べると、この 20 年でロボット掃除機が何を獲得したかが一目で分かる。
スペック
| 発売年 | 2002 年(米国、9 月 18 日発売) |
|---|---|
| 当時価格 | 199.95 米ドル(SRP、2002 年 9 月・米国正規価格) |
| 本体サイズ | 直径 340 × 高さ 91 mm |
| 重量 | 2.67 kg(バッテリー込み)/ 1.95 kg(バッテリーなし) |
| 主な機能 | ランダム走行によるオート清掃(渦巻き状清掃+壁沿い清掃)/ バンパー式衝突検知・段差回避センサー / バーチャルウォールによる侵入禁止エリア設定 / ゴミパック不要のダストビン |
写真・動画
関連モデル
ステータス履歴
- 2002年9月18日発売中米国で発売(希望小売価格 199.95 ドル)
- 2004年販売終了・歴史枠後継の Discovery シリーズ登場に伴い順次終売。正確な終売時期の公式発表は見つかっていない
データ注記
- 日本での正式発売時期は一次情報で断定できなかった。公式総代理店セールス・オンデマンドとの契約開始は 2004 年 4 月だが、その時点で米国は既に後継世代へ移っており、初代と同一世代かは確認できていない。一方 2002 年 12 月には輸入代理店が同型モデルを 39,800 円で国内販売した記録がある
- 終売の年月は公式発表が見つからず、後継 Discovery シリーズの登場時期から 2004 年とした
- 米国発表時の公式型番表記は確認できず、プレスリリースは製品名を Roomba Intelligent FloorVac とのみ表記している。「4000 番台」はレビュー・コレクター系メディアでの通称
- 「日本で出荷累計 100 万台」(2013 年 10 月末)「世界累計 4,000 万台」(2022 年)はいずれも全世代・全モデルの合算で、初代単体の実績ではない
- iRobot が軍事・宇宙探査ロボット(PackBot・NASA 探査ロボット等)を手がけてきた経緯は公式沿革で確認できるが、ルンバがどの技術を具体的に転用したかまでは一次情報で裏取りできていない





