No.212
編集部ひとこと
トヨタが 2017 年の国際ロボット展で発表した第 3 世代ヒューマノイド。特徴は自分で考えて動くことではなく、操縦者が座る「マスター操縦システム」と関節 29 か所のトルクサーボで、操縦者の全身の動きと力加減をそのまま写し取ることにある。2018 年には 5G 経由の遠隔操作を実証し、2019 年の改良版はより自然な歩行を見せた。身長 154 cm・75 kg。市販計画は無く、人が行けない場所で代わりに働くための研究機として収録する。
横断比較での位置づけ
ヒューマノイド枠では ASIMO と同じ日本の研究系だが、狙いは自律ではなく遠隔操作(テレイグジスタンス)。Optimus や G1 の自律作業路線と対比する軸として置く。
スペック
| 身長 | 1540 mm |
|---|---|
| 重量 | 75 kg |
| 自由度 | 32 軸+10 指(可動部) |
| マスター操縦システム | 全幅 850 × 全長 1500 × 全高 1450 mm・重量 170 kg・可動部 16 軸(データグローブ/ヘッドマウントディスプレイ付属) |
| トルクサーボモジュール | 高感度 Cr-N 薄膜トルクセンサー・モーター・減速機を一体化したモジュール。T-HR3 の関節 29 か所とマスター操縦システムの 16 か所に搭載し、力を感じながら同じ動きを再現する(多摩川精機・日本電産コパル電子と共同開発) |
写真・動画








タグ・エコシステム
ステータス履歴
- 2017年11月21日研究・参考出品発表(2017 国際ロボット展に出展)
- 2019年12月研究・参考出品改良版を 2019 国際ロボット展で公開
データ注記
- 非売品のため価格・レンタル料金の情報は無い
- 「自由度」は公式の「可動部: 32 軸 + 10 指」をそのまま転記した。DoF としての公式値は無い
- 稼働時間・バッテリー容量・演算ユニット・可搬重量は公式に記載がない
- 2020 年以降の公式アップデート・後継機・プロジェクト終了の告知は確認できていない
- 公式リリースが言及する前世代(第 1・第 2 世代の楽器演奏ロボット)は型式名が本文に無く、関連モデルには収録していない

