No.225
編集部ひとこと
Unitree のフルサイズ人型の最新世代。身長 182 cm・約 70 kg で、自由度は前世代 H1 の 18 から 31 に増え、腰と首が加わって人間に近い姿勢を取れるようになった。腕は片方でピーク 15 kg を持ち上げ、脚の関節は 360 N·m を出す。交換式の電池で約 3 時間動く。公開されたデモでは回し蹴りや空中で回る動きを見せ、H1 の頃より格段に滑らかになった。価格は H1 の 9 万ドルから 29,900 ドルへ 3 分の 1 に下がったが、G1 と違って公式ショップにカートが無く、買うには営業に問い合わせる必要がある。
横断比較での位置づけ
ヒューマノイド枠のフルサイズ主力。同じ Unitree でも G1 が 132 cm でカートから買えるのに対し、H2 は 182 cm で問い合わせ販売。研究機と商用機の境目にあたる 1 台。
スペック
| 身長 | 1820mm(立位、幅456mm×厚さ218mm) |
|---|---|
| 重量 | 約70kg(バッテリー込み) |
| 自由度 | 31(片脚6×2 + 片腕7×2 + 腰3 + 頭部2) |
| 可搬重量 | 片腕 ピーク約15kg/定格約7kg |
| 稼働時間 | 約3時間 |
| バッテリー | 15Ah(0.972kWh・最大電圧75.6V、クイックリリース式交換バッテリー) |
| センサー | 広視野角ステレオカメラ(双眼)+ アレイマイク・スピーカー |
| 演算ユニット | 標準 PC1: Intel Core i5(プラットフォーム機能)/EDU は PC2: Intel Core i7(ユーザー開発用)を追加、さらにオプションで Jetson AGX Thor(最大2070TOPS)を選択搭載可 |
| 開発者向け SDK | 標準モデルは二次開発非対応(「-」)。EDU モデルのみ対応(二次開発マニュアル提供) |
| 関節最大トルク | 脚部 360N・m/腕部 120N・m(ピーク) |
写真・動画
関連モデル
タグ・エコシステム
ステータス履歴
- 2025年10月20日法人導入のみ公式が製品情報を公開。価格は表示されるが購入は問い合わせ経由のみ
データ注記
- 公式ショップに 29,900 ドルの表示はあるが、同じショップの G1 にある数量選択とカート追加のボタンが H2 のページには無く、導線は営業への問い合わせだけ。個人が直接買える状態ではないため raas とした
- 日本の正規代理店は「先行予約販売の準備を進めている」と記しており、国内では未発売
- 最大歩行速度は公式スペック表に項目自体が無い。H1 の 3.3 m/s、G1 の 2 m/s のような数値は公表されていない
- 3D LiDAR の記載も無い。H1・G1 は 3D LiDAR と深度カメラを積むが、H2 の公式スペックにはステレオカメラとマイクしか載っていない
- 二次開発ができるのは EDU モデルのみ。標準モデルは非対応と公式に明記されている
- 米国の第三者リセラーが 2026 年 2 月に北米向けの予約受付を告知しているが、Unitree の公式チャネルではないため価格・ステータスには反映していない
- H2 と同じ筐体で演算基盤を強化した H2 Plus があるとされるが、詳細は確認していない





